マジックナンバー「3」

憧れ

「俺、サードね」


少年時代、野球チームに属していたことがある。
当時、華麗なプレーで大人気だった長嶋茂雄(現・読売ジャイアンツ終身名誉監督)を見て育った野球少年たちにとって、長嶋と同じサードは憧れのポジションだった。

そして、私もその一人だった。

しかし、争いごとが苦手な自分にとって「ポジション争い」はどうしても避けたい。
ポジション争いをするくらいなら、野球を辞める。それくらい思い詰めていたが、結局サードは他の人に譲り、自分はショートを選んだ。
理由は、とても単純で「サードに一番近い」から。

実際にショートをやってみると、「遊撃手」としての動きが楽しくて、結果的には自分にとってベストの選択だったと今でも思う。

長嶋名誉監督の現役時代の背番号は「3」(現在は永久欠番)で、彼の前に背番号3をつけていたのが2人いたので長嶋は「3」人目。
ポジションが「3rd(サード」。
ただ、残念ながら「三冠王」を取ったことは、ない。

魔性の数字

人間にとって「3」という数字は、特別なものらしい。

例えばスポーツなら、野球で言えば「ストライク数」や「アウト数」は3だし、サッカーでは一人で3得点取れば「ハットトリック」という商号が与えられ、オリンピックのメダルは金銀銅の3種類だ。

もちろんスポーツ以外でも、「世界三大〇〇」、「〇〇ベストスリー」など、挙げたらキリがないし、「守破離」「報連相」「松竹梅」など何かを伝えるときに3つの漢字で表現されていることも多い。

3が好まれる理由として、人間の脳が覚えやすく、かつ思い出しやすいということらしい(その本当の理由については、また別の機会に)。

これをビジネスに利用して、プレゼンテーションなら「3つの理由」を土台に話を展開する、商品のラインナップなら「3種類」用意する、というのはよくある話。

3通りの味を創り出す

コーヒーを抽出するとき、豆とお湯が接する時間が短ければ「すっきりとした味わい」+「酸味」。
逆に時間が長ければ「濃厚な味わい」+「苦味」となります。

この調整は、今まで淹れる人の技術に依存しており、コンテストでは同じ器具を使って味くらべをしたりします。

自宅で美味しいコーヒーを楽しむために技術を磨くのも良いですが、それよりも器具で味を調整したほうがき楽しめます。

写真の抽出器具は、お湯の流れがそれぞれ異なる3種類のセット。

見た目で分かる通り、写真左がお湯と豆が接する時間が長く、順に短くなっています。

これを使えば、技術によらず、自分の好みの味を簡単に創り出すことができるのです。

違いのわかる人

「え?それだけで味が変わるの?」
「微妙すぎて、違いがわからないのでは?」

その気持ち、わかります。私も、購入前はそう思ってました(笑)

でも、実際に淹れてみると、はっきりと違いがわかります。

間違いなく「違いのわかる人」になれます。

LOVERAMICS

こちらの商品は「LOVERAMICS」というブランドのもの。

そもそもは、エスプレッソ用のデミタスカップや、カフェラテやカプチーノ用カップを作っていて、世界的なバリスタ大会の公式カップとして採用されていたりします。

ちなみにコーヒーの世界は、現在「サードウェーブ」と呼ばれる大きな流れが来ています。

ファーストウェーブは、19世紀のコーヒーの大量生産・消費による安価なコーヒーの普及。

セカンドウェーブは、スターバックスに代表されるシアトル系の深煎りコーヒーを中心とした流れ。

そして、現在のサードウェーブは、高品質プレミアムコーヒー豆の浅煎り。

今回は、周りに遠慮することなく「サード」の座を狙っていきたいと思います。